ロジスティクスJALUX（ジャルックス）は23日、地方で朝獲れた国産鮮魚を最短24時間以内にベトナム・ホーチミンへ空輸し、現地飲食店や総合スーパーなどに届けるビジネスを9月から開始する、と発表した。
ベトナムで和食料理に使用される魚介類の鮮度に対するニーズが高まっていることを受け、現地ディストリビューターを通じて日本産鮮魚の販売を開始する。
輸送する鮮魚は、羽田空港空港貨物ターミナル内で「羽田鮮魚センター」を運営するCSN地方創生ネットワーク、鰤・真鯛の養殖・加工を行う尾鷲物産などから仕入れた15種類で、今後種類を増やしていく。
日本で水揚げしてから最短24時間以内にホーチミンへ空輸するこのサービスでは、1箱単位の小口、商品混載で注文することが可能で、「いつ、どこで、誰が獲った魚介類なのか」が分かるトレーサビリティを実現。産地を指定した魚介類を購入するため、産地を明記してほしいというニーズにも対応する。