ロジスティクスヤマト運輸は3日、熊本県で路線バスが宅急便を輸送する「客貨混載」の運用開始したと発表した。
この取り組みでは宅急便を積載するため、座席の一部を荷台スペースとして確保した路線バス2台が運行する。客貨混載専用のバスとわかるよう、「くらしハコぶバス」と銘打ったラッピングを施した。
また、バス会社にとってはバス路線の生産性と新たな収入源確保、自社にとっては「トラックの走行距離が1日60キロ削減され、CO2排出量の低減につながるほか、滞在時間が増えることで顧客の要望に対して柔軟に応えることができるようになる」と説明している。