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郵船ロジ、航空事業の仕入れ高騰し通期利益下方修正

ロジスティクス郵船ロジスティクスは1月31日、通期利益予想(連結ベース)の下方修正を発表した。航空事業で日本発とアジアで仕入れが高騰し、ロジスティクス事業も経済の減速が影響し荷動きが鈍化した。

営業利益はこれまでより25億円少ない50億円、最終利益は13億円少ない2億円へとそれぞれ修正。売上予想は4300億円(前期は4698億1600万円)を維持した。

同日発表した2016年4-12月期(第3四半期)決算は、売上高が9.1%減(前年同期比)の3263億円、営業利益が半減の37億4100万円、最終損益は800万円の損失(前年同期は38億2800万円の利益)となった。

海上・航空事業ともに前年同期を上回る取扱量となったが、航空事業は日本発の仕入れが高止まったまま推移、アジア発もスペースの狭隘化を背景に仕入れが高騰した。ロジスティクス事業は新興国経済の成長鈍化が影響した。

■第3四半期(2017年3月期)

期初からの累計実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
326,300-9.1%105,934-11.6%
営業利益
3,741-50.2%1.1%1,694-38.1%
経常利益
5,175-41.2%1.6%----
最終利益
-8--------