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商船三井、東大大学院の産学連携教育に参画

ロジスティクス商船三井は27日、東京大学大学院の産学連携教育プログラム「Project Based Learning」(PBL)へ参画したと発表した。

このPBLは、高い専門性に加え課題の設定能力・解決能力を備えて幅広い分野で活躍できる人材育成を目的に、東京大学大学院が実施しているプログラム。

商船三井は「外航船舶における舶用ディーゼル機関へのバイオ燃料の応用」をテーマとして提供し、学生主導で進める研究に対し技術的・商業的な観点から支援を行った。

今回の研究では、さまざまな国籍の学生が同社のテーマに参加し、厳格化しつつある環境規制への対策について、これまで蓄えてきた知識や論文による情報収集を実施。ブラジル-東アジア航路に「ブラジルで供給されるバイオ燃料を使用する」といった具体的な状況を想定し、その可能性について考察した。