調査・データ
ウォークスルー型RFID会計ソリューションは、RFIDを貼付した商品を購入者自身で会計レーンに通すだけで、自動的に精算をするシステム。プリペイドカードなどの情報を事前にスキャンすることで、商品読み取り後そのまま精算が完了し、会計時間を大幅に短縮することが可能となる。
店員作業を大幅に削減し、店舗オペレーションの省力化につながるとともに、商品個品管理による需要調整など、RFIDを活用したさまざまな利便性を提供することが可能となる。
今回の実証では、一部商品でトライアルが保有する製造・物流工程も活用したデータ管理やRFIDタギングも実施。RFIDタギングからウォークスルー会計までを一気通貫で検証する。
トライアルカンパニーは、これまで、購入者に商品スキャンと支払い作業を行なってもらう「セルフレジ」や、支払いのみの「セミセルフレジ」を導入し、改善してきた。
加えて、「スマートレジカート」とよばれるカートに装着されたタブレットで決済できる新方式を開発した。スマートレジカートは福岡市に14日にオープンした「スーパーセンタートライアルアイランドシティ店」に導入している。