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極洋、大阪事業所をフリゴへ譲渡

M&A極洋は23日、傘下のキョクヨー秋津冷蔵(東京都大田区)が大阪事業所を会社分割により新会社へ承継させ、あわせて新会社の株式を、食品物流を得意とするフリゴ(大阪市此花区)へ譲渡すると発表した。

極洋グループでは、キョクヨー秋津冷蔵を中心として物流サービス事業を営んでおり、これまでロジスティクス部門の設立をはじめ城南島事業所の開設など、グループに於ける物流サービス機能の強化に努めている。また、フリゴは産地型、港湾型、都市型と異なる立地背景を持つ倉庫をネットワークとして、地域や荷主のニーズに対応した低温物流機能を持つと共に、配送ネットワークも充実した物流会社としての強みを持っている。

今回大阪事業所を会社分割により新会社とし、その株式をフリゴに譲渡。これにより両社グループの強みを融合することで、グループの物流サービス機能の強化を目指す。31日付で会社分割する。新会社の社名は「フリゴ大阪港」となる。