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ロジネットJ、東日本地区のグループ事業を来春再編

M&Aロジネットジャパンは13日、子会社・札幌通運の本州部門と中央通運の実運送業務を除く営業部門を新設の「ロジネットジャパン東日本」へ移管するグループ再編を決めた。

札通の本州地区部門が得意とするトラック輸送や倉庫センター運営と、中央通運が強みとしているJRコンテナ輸送を組み合わせた「総合的な営業展開」を進めることによる相乗効果を狙ったもので、グループ会社の管理・事務業務を標準化して集中することで、省力化を図る目的もある。

同社では、2016年4月に西日本地区でも組織再編を実施しており、東日本でも組織再編を行うことで、東日本、西日本のブロック制を整える。再編は来年4月1日付で、札通本州部門と中央通運の実運送を除く営業部門をロジネットジャパン東日本に引き継ぐ吸収分割方式で行う。

札通の直近の決算(18年3月期)における売上規模は370億円で、このうち新会社に移管する本州部門は157億円を占める。また、同じ期の中央通運の売上は174億円で、新会社に引き継ぐ営業窓口業務などの売上は73億円。