話題
五島市内の奈留島と前島間(笠松港)の海上を「e-VTOL型無人航空機」と無人航行ミニボートを用いて港から港へ物資輸送を行い、さらに無人陸上輸送用ミニカートで荷物を配送するほか、設置した気象観測装置が飛行判断基準として運用できるかどうかを検証する。
気象観測装置はドローンの飛行可否判断を目的として設置するもので、初年度には風向・風速・降雨量・気圧・気温・湿度のデータを取得し、運行判断に活用するだけでなく、これらのデータを農業・水産業などの他分野に活用することも検討する。これら6項目以外のセンサーも追加できる仕様で、「次年度以降の取得データの拡張が可能」(五島市)だという。