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川崎汽船、インドで二輪車3段積シャーシを導入

二輪車3段積シャーシ

話題川崎汽船は7日、インド現地法人のKライン・インディア社がデリー市近郊の工場から配送センターまでの2輪車3段積シャーシによる近距離シャトルサービスを開始した、と発表した。昨年11月からトライアルを開始した。

二輪車3段積シャーシは、インドネシア現地法人が現地メーカーと共同開発し、2010年12月からサービスを始めたもの。

当初、ジャカルタ市内の工場から配送センターまでの近距離シャトルサービスから始め、長距離輸送への参画を果たし、現在は8台を運行している。

シャーシは一台あたり100台の二輪車を積載可能で、従来の2段積シャーシに比べて3割以上積載率が上がり、輸送効率が向上するとともに、交通渋滞が激しい新興国でCO2削減で環境改善にも寄与できるとしている。川崎汽船では今後、アジアの他地域へも展開する方針。