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パナソニック、テスラ向けLi電池セル1億個を達成

荷主パナソニックは12日、パナソニックオートモーティブ&インダストリアルシステムズ社が、6月でテスラモーターズの高級EVセダン「モデルS」向けリチウムイオン電池セルの累計出荷1億個を達成すると発表した。モデルSは2012年から米国で納車が開始され、年内に2万台以上の販売が見込まれている。

パナソニックは現在、モデルS向けの電池セルを供給しており、EV用の次世代リチウムイオン電池セルの共同開発を進めるなど、これまで複数年にわたって協力関係を築いてきた。

モデルSに搭載されているセルは、同社独自技術による業界トップクラスの高エネルギー密度と性能をベースに、電気自動車用途に求められる品質、寿命に最適化した設計としている。これらの電池セルは、テスラによってバッテリーパックに仕上げられ、500キロメートルという航続距離につながっている。