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日通、「エネルギー見える化」で物流環境大賞を受賞

認証・表彰日本通運は25日、同社の「エネルギー見える化システムNEES(日通エコロジー&エコノミーシステム)を活用した省エネルギーの取組み」が、第14回物流環境大賞で大賞を受賞し、24日に日本物流団体連合会(物流連)の総会で表彰されたと発表した。

今回の取り組みは、全国に2000か所ある同社のエネルギー使用事業所のエネルギー使用量を正確に把握し、全社的に省エネの効果を上げていくことを目的としたもので、開発したNEESを導入したことで、電気、軽油、ガスなどのエネルギー使用量、コピー用紙購入枚数を一元管理できるようになった。

また、全社のエネルギー使用量の総計を算出するだけでなく、事業所でデータを自由に閲覧できることから、事業所単位の省エネ目標の設定・検証などがPDCAサイクルで取り組めるようになった。これにより、同社は2012年度第3四半期累計で総電力使用量を前年から3.4%減らし、この取り組みが評価されて物流環境大賞の受賞に至った。