▲受付イメージ(出所:大和ライフネクスト)
サービス・商品大和ライフネクスト(東京都港区)は21日、本社に、建物管理の最新DX(デジタルトランスフォーメーション)ソリューションを体験できる「大和ライフネクスト本社DXショールーム」を開設すると発表した。マンション、物流施設などの管理業務の効率化と品質向上を目的とし、受付・案内業務、清掃業務、警備業務、点検業務に関するDX技術を集約した施設となる。
同ショールームでは、物流施設に適用可能なDX技術を展示する。受付業務ではタブレット型受付機や案内ロボットを活用し、来館者の入退館管理を自動化できる。清掃業務では清掃ロボットを導入し、エレベーターと連携させることで複数フロアの清掃を自動で実施可能とする。警備業務では、クラウド型カメラによる遠隔監視とAI解析を活用し、施設内の混雑率や異常をリアルタイムで検知できる。点検業務においては、遠隔設備モニタリングシステムを活用し、物流施設の給排水ポンプや分電盤の稼働監視を24時間体制で行う。
▲クラウド型カメライメージ
すでに複数の物流施設でDX技術が導入されている。例えば、クラウド型カメラを導入した物流施設では、災害発生時に現場到着を待たずに遠隔から状況を確認できるようになり、管理品質が向上した。また、遠隔設備モニタリングを採用した施設では、定期点検の頻度を年間4回から1回に削減し、点検コストを抑えることに成功している。
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