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マンEVトラック、BMW工場間輸送で試験運用成功

調査・データマン・トラック&バス(ドイツ)は、物流会社エルフラインとBMWグループとの共同で、EV(電気自動車)トラック「MAN eTGX」によるBMWのレーゲンスブルク工場とライプツィヒ工場間の輸送実証試験を実施したと発表した。

(出所:MAN)

試験では360キロの距離を中間充電なしで走行し、平均電力消費量は100キロ当たり75キロワットという低消費を達成した。この区間は現在、エルフラインが1日25往復をディーゼルとバイオLNGトラックで運行しているが、完全電動化によって年間最大3000トンのCO2削減が可能となる。

マンのドイツ事業責任者のデニス・アフェルド氏は「MAN eTGXは実用性と長距離輸送への適性を証明した」とコメントしている。

この超低床トレーラー仕様の電気トラックは、最大3メートルの車内高を確保でき、自動車部品輸送に最適な設計となっている。バッテリー容量は最大500キロの走行が可能で、充電は最大375キロワットの急速充電に対応している。

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