財務・人事飯野海運が7月31日発表した、2026年3月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比21.9%減の297億9200万円、経常利益が同65.8%減の21億9200万円、最終利益が51.6%減の32億6700万円と減収減益だった。
外航海運業は、売上高が26%減の237億3600万円、営業利益は72.9%減の12億8200万円と落ち込んだ。大型原油タンカーは、支配船腹を長期契約に継続投入し、安定収入を確保。ケミカルタンカーは、一部の数量輸送契約更改で軟化した市況の影響を受けた。大型ガス船のうち、LPG船は既存の中長期契約を中心に安定収益を確保。ドライバルク船も、専用船が順調に稼働し安定収益確保に貢献した。
内航・近海海運業は、売上高が8.8%減の26億3200万円、営業損益は6100万円の赤字(前年同期は6200万円の黒字)。内航ガス輸送は、既存の中長期契約を中心に効率配船に取り組んだが、運航船の入渠による修繕工事が重なった影響を受けた。近海ガス輸送は、主力とするアジア域で堅調に推移した。
通期業績は、売上高が前年比8.4%減1300億円、経常利益が同39.5%減の105億円、最終利益が37.4%減の115億円と減収減益を予想している。
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