ロジスティクス商船三井は19日、アトランティック・メタノールプロダクション社から、新造メタノール専用船2隻の長期定期貸船船社に選定されたと発表した。
2013年に実施された入札の結果、選定されたもので、本船は南日本造船(大分県臼杵市)で建造され、アトランティック社向けのメタノール輸送に投入する。
アトランティック社は、西アフリカの赤道ギニアを本拠地とする世界有数のメタノール製造会社で、契約した新造船は、赤道ギニアを起点に欧州、米国の各港へ配船される。
商船三井は世界最大級のメタノール専用船保有船社として、これまでに培ってきた経験、ノウハウを生かし、拡大するメタノール輸送サービスの拡充に取り組むとしている。