荷主
FPSO船体の本格的な組み立て作業の開始を皮切りに、今後、プロジェクトに関連する主要設備の建造・建設が段階的に目に見える形で進んでいくこととなる。
FPSOは長さ336メートル、幅59メートルで、大型原油タンカーに匹敵する大きさ。イクシスガス・コンデンセート田から産出された天然ガスの一部を沖合生産・処理施設で分離処理し、生産されるコンデンセートを一時的に貯蔵するもの。100万バレル超の貯蔵能力を備え、貯蔵されたコンデンセートはFPSOから専用タンカーで出荷される。
建造を完了したFPSOは、韓国オクポから西豪州沖合のイクシスガス・コンデンセート田まで5600キロの距離を曳航され、水深250メートルの洋上に設置・係留される。