拠点・施設河村電器産業(愛知県瀬戸市)は30日、瀬戸市の本地工場敷地で新たな物流センターを完成させ、8月6日に竣工式を行うと発表した。8月18日から稼働を開始する。
新物流センターは配送サービスの強化に重点を置き、分散していた倉庫の統合、構内のトラック輸送距離の短縮による(CO2排出量)の削減、垂直型連続運搬装置と荷物用エレベ-タの導入――など、物流品質と安全性を向上させる。
これにより、配送量を従来よりも10-15%増やすことが可能になり、充分な在庫を確保できるようになるほか、配送体制も柔軟に構築できる体制とする。また、国土交通省の物流総合効率化計画による認定を取得している。
物流センターの運営は、傘下の河村物流サービスが担う。