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日通の鉄道コンテナ4月、東日本で大幅な落ち込み

ロジスティクス日本通運が10日発表した4月分の鉄道コンテナ取扱実績は、全国合計で13万6025個となり、東日本大震災の影響で前年同期から21%の大幅な減少となった。

 

被災地を抱える東北で52.6%減となったのをはじめ、北海道が34.7%減、中部31.1%減、首都圏22.8%減と、東日本を中心に大きく落ち込んだ。このほか中国が4.3%減、九州が2.8%減となったが、唯一、関西四国地区は5.3%増加した。

 

北海道は紙・パルプ、農産物、食料工業品関連が、東北は飲料、たばこ、自動車関連、首都圏は飲料、機器関連、中部は自動車関連、中国は化学薬品関連がそれぞれ減少要因となった。関西四国地区は飲料関連が増加した。