拠点・施設豊田通商と日本エア・リキード(東京都港区)は19日、名古屋市熱田区と愛知県豊田市の2か所で建設を進めていた燃料電池自動車(FCV)向けの水素ステーションが竣工した、と発表した。
竣工した水素ステーションは2月中の供給開始を目指す。豊田市に竣工したステーションは、ガソリンスタンド併設型のモデルケースとしても位置づけられている。
運営は、豊田通商と日本エア・リキードの合弁会社「豊通エア・リキードハイドロジェンエナジー」が行う。水素供給は、外部から調達した水素を利用する「圧縮水素オフサイト方式」で、日本エア・リキードが、技術、設備管理や安全管理を行い、豊田通商が経営や管理業務を担う。