拠点・施設
同施設は2万8700平方メートルの敷地に延床面積4万3000平方メートル、地上3階建ての専用物流施設として開発した。1階と2階にトラックバースを設け、40フィートコンテナトレーラーが2階へ直接乗り入れることができるようスロープを設置した。
各階に垂直搬送設備を設けて物流オペレーションの効率に配慮したほか、事業継続性を重視し、非常時用の自家発電装置を導入。全館にLED照明を採用し、物流施設屋根面へ太陽光発電システムを設置するなど、環境に配慮した施設とした。
竣工後すでにコープ東北サンネット事業連合がプロロジスから取得し、稼働に向けた準備を進めている。コープ東北サンネット事業連合は、同施設の正式名称を「コープ東北ドライ統合物流センター」とし、宮城県内のドライセンターを集約・統合する計画。
■「プロロジスパーク富谷3」の計画概要
名称:プロロジスパーク富谷3
所在地:宮城県黒川郡富谷町
敷地面積:2万8706.1平方メートル(8683.60坪)
延床面積:4万2970.6平方メートル(1万2998.61坪)
構造:RC造、S造地上3階建て
着工:2014年5月
竣工:2015年5月