国際
自動車産業の成長に伴い、同国では輸入貨物が増加し、高品位な輸送管理ニーズが高まっていることから、物流需要に対応するため、メキシコシティ空港の保税区域内に航空輸入事務所を開設し、航空輸送のオペレーションを自営化した。
これまでは代理店を通じて行っていたが、自営化することで空港上屋内での貨物状態の確認、通関へのきめ細かな対応、トラック積み込み時の立ち会いなど輸送管理をスムーズに実施する。
また、空港外に航空輸出事務所を開設。代理店を通じて手配していた航空会社との運賃交渉や航空運送状の発行を自社手配に切り替えることで、競争力のある運賃の仕入れと高品質な輸送オペレーションを提供する。
今後はグアダラハラ空港、モンテレー空港でも同様の体制を整え、メキシコ発着の航空輸送サービスの販売力強化と品質向上を図る。