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メルセデス・ベンツ、独シュパイアーに統合物流拠点

拠点・施設メルセデス・ベンツ・カーズは、ドイツのシュパイアーに新たな統合物流拠点を開設する。新拠点に欧州のサプライヤーからの生産材料を集約し、中国、米国、南アフリカの同社主要工場へ輸送する。

シュパイアー統合センターは9000万ユーロを投じて開設する大型物流拠点で、段階的に稼働を開始し、2016年にフルオープンとなる。フル稼働後は毎週数百個の海上コンテナをアントワープとブレーマーハーフェンを経由して内陸水路、鉄道などで北京(中国)、タスカルーサ(米国)、イーストロンドン(南アフリカ)に向けて出荷する。

新センターの敷地面積は25万1000平方メートル、建物の面積は7万9000平方メートルで、2万1000平方メートルのコンテナヤードと管理棟を備える。センターの運用はグローバル物流会社のシンクレオンが管理し、トラックにコンテナを積み替えた後は専門運送会社のContargoが業務を担う。