国内東京都と首都高速道路は12日、首都高速中央環状線(高速湾岸線-高速3号渋谷線)の開通後6か月の利用状況をまとめた。
中央道方面と大井埠頭・羽田空港方面のトラック輸送で、これまで一般道路や都心環状線を利用していた交通の8割が中央環状線経由に転換し、輸送時間は開通前の43分から開通後は29分まで3割短縮した。
開通前には74.1%が都心環状を経由していたが、開通後はこれが5.1%に減少。一般道路を利用する割合も23.8%から11.9%へと半減しており、中央環状線経由へのシフトが既存の首都高速利用者にとどまらず、これまで利用していなかった層へも広がっていることがわかった。