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トヨタL&F、ハイブリッドフォークに4t、4.5t車を追加

荷主豊田自動織機のトヨタL&Fカンパニーは、ディーゼルエンジンハイブリッドフォークリフト「GENEO-HYBRID(ジェネオハイブリッド)」に4.0tと4.5t積みを追加し、29日から全国41社のトヨタL&F取扱店で発売する。

 

フォークリフトの環境性能向上に対する市場ニーズが高まる中、09年の国内フォークリフト市場は電動車の比率が57%まで上昇。一方で、積載荷重3.5t以上の中・大型クラスでは、連続稼働時間などで課題のあるケースもあり、電動車の比率が6%にとどまっている。

 

そこで今回、4.0tと4.5t積みを追加して商品ラインアップを強化し、3.5t-4.5t積みエンジン車を使用している顧客の環境負荷低減と経済性向上ニーズに対応する体制を整えた。キャビン、ヒーターなどのオプションを追加設定することも可能。

 

GENEO-HYBRIDは、現行ディーゼル車の約2分の1の排気量のエンジンと電動モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを搭載することで、現行ディーゼル車と同等の作業性能を確保しながら、燃料消費量・CO2排出量ともに約50%低減。また、モーター駆動の走行方式を採用することで、「アクセルオフ回生制動」「アンチロールバック機能」の搭載が可能となり、ブレーキング・坂道発進などの操作性を向上させた。

 

希望小売価格は4.0tが828万2000円(税別)、4.5tが893万2000円。