話題シャープとソニーは28日、大型液晶パネル、液晶モジュールの製造・販売事業に関する合弁契約を修正し、ソニーが合弁会社に追加出資を行わないことで合意したと発表した。
両社は2011年4月に締結した覚書に基づいて、合弁会社「シャープディスプレイプロダクト」に対する、ソニーの追加出資協議を行ってきたが、追加出資を行わないことで合意したもの。
今後、既にソニーが保有している合弁会社の株式(7.04%)の取り扱いを含め、大型液晶パネル、液晶モジュールの合弁事業のあり方、取引関係などについて、9月末を期限に検討していく。
シャープディスプレイプロダクトは、シャープが大阪府堺市に建設した液晶パネル工場を2009年7月1日に引継ぎ、同年12月29日に実施した第三者割当増資でソニーから100億円(7.04%)の出資を受け、シャープとソニーの合弁会社となった。