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国交省、農水産物輸出促進へ清水港の施設整備支援

ロジスティクス国土交通省は6日、農水産物の輸出促進に向けた港湾施設の整備に対する支援制度にもとづき、清水港の港湾管理者である静岡県に、申請のあった行動計画を認定するとともに認定書授与式を8日行うと発表した。

国交省は、農水産物の輸出促進に向けた屋根付き岸壁や冷凍・冷蔵コンテナの電源供給設備の整備に対する支援制度を2017年度予算で創設。港湾施設の整備を通じて、農水産物の輸出競争力の強化を推進するとともに、品質確保を通じた商品価値の向上を図ることにより、政府目標である2019年の農林水産物・食品の輸出額1兆円の達成に向けて取り組みを進めている。

静岡県が申請した行動計画では、2024年を目標に清水港で小口貨物積替を行う「流通加工機能を備えた物流施設」を整備するとともに、冷蔵冷凍貨物を一時保管する「リーファーコンテナ電源供給設備」を増設し、輸出環境を強化するなど、輸出促進に必要な港湾施設の整備を戦略的に取り組むことについて盛り込まれている。