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西濃運輸、全長25m・ダブル連結トラック実験へ

▲連結後のフル・トレーラ

話題西濃運輸は29日、国土交通省が公募する「ダブル連結トラック実験」に参加し、全長25メートルのフルトレーラの運行を同日から開始すると発表した。

今回、実証実験に使用する車両はフルトレーラでの走行時に後方で引かれた荷台を、切り離した後にセミトラクタと連結させて単独でセミトレーラとしても運行が可能となっている。こうした機能を持つ25メートルフルトレーラは日本では初となる。

実証実験では、四日市支店を出発した大型車と、岐阜支店を出発したセミトレーラを小牧支店で連結。フルトレーラの状態で藤枝支店まで走行し、2台を解放。大型車は富士支店を経由して沼津支店へ向かい、トラクタヘッドを付けてセミトレーラとなった車両は、そのまま沼津支店へ運行する。

▲解放後の大型車とセミトレーラ(手前)

下りでは、同様に沼津から藤枝間は大型車とセミトレーラとして運行し、藤枝から小牧間はフルトレーラで運行する。小牧支店以降は別々に運行し、他店を経由しながら自店へ戻る。