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住商、FSO・FPSO事業でインソン社と連携強化

荷主住友商事は20日、マレーシアの海洋サービス会社「インソン・ホールディングス」と共同で浮体式石油・ガス生産貯蔵積出設備(FPSO)、浮体式海洋石油・ガス貯蔵積出設備(FSO)の保有・傭船案件に取り組んでいく、と発表した。

FPSOとFSOは大水深の石油・ガス生産で必要な主要インフラとして堅調な増加が見込まれており、住友商事は2017年7月にインソン社が運営するFPSO保有会社へコンソーシアム経由で26%出資することに基本合意。

同年11月に株式譲渡契約を交わし、ガーナ沖南西60キロの鉱区では原油生産を開始。18年半ばにはガーナ国内向けの天然ガス供給がはじまるとされている。