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5年後2倍の8.9兆円に拡大、物流自動化市場

調査・データECの拡大を背景に、物流自動化機器の販売は年平均11.8%の成長を続け、5年後の2023年には18年の2倍近い806億ドル(8.9兆円)となるーー。

インドの調査会社「マーケッツアンドマーケッツ」がまとめた調査レポートによると、物流自動化の市場規模は18年の462億2000万ドル(5兆円)から年平均成長率(CAGR)11. 8%で成長し、23年に806億4000万ドルに達すると予測している。

市場拡大の主な要因は「電子商取引市場の急激な成長」と「ロボティクスの進化」「IoTの登場」によるものと説明し、特に交通運輸管理分野の成長率が高く「倉庫・在庫管理を上回る」と分析している。

交通運輸管理分野では「タイムリーな製品配送需要や交通運輸コストの削減などが成長を促す最も大きな要因になるだろう」としており、輸送コスト削減とデリバリー品質の向上が進展する、との見方を示している。

レポートは倉庫在庫管理と交通運輸管理ごと、企業規模ごと、小売・電子商取引・自動車・製造業といった産業垂直市場ごと、地域ごとの視点でそれぞれ23年までの市場予測をまとめたものとなっており、日本ではデータリソース(東京都港区)が正規販売代理店として取り扱っている。

■レポートの問い合わせ先
データリソース
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