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国内初のLNG燃料供給船、20年に中部で稼動

ロジスティクス川崎重工業は6日、日本郵船、川崎汽船、中部電力、豊田通商の4社が出資する合弁会社セントラルLNGシッピングと、3500立方メートル型LNGバンカリング船1隻の造船契約を締結したと発表した。20年9-12月頃に竣工し、中部地区で稼働する。国内初めてのLNG燃料供給船となる。

4社は、中部地区における船舶向けLNG燃料供給の事業開始に向けて、ことし5月にセントラルLNGシッピングとセントラルLNGマリンフューエル社を設立。今回建造するLNG燃料供給船はセントラルLNGシッピングより保有・管理され、セントラルLNGマリンフューエルを通じてLNG燃料を供給する。

■LNG燃料供給船の概要
LNG積載容量:3500立方メートル
総トン数:4100トン
全長:81.7メートル
全幅:18メートル
竣工時期:2020年9-12月頃
造船所:川崎重工業