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JR東、20日から新幹線で運ぶ産直野菜のフェア

話題JR東日本は13日、味は変わらないのに見た目が悪いために規格外として廃棄されたり、供給過剰で物流コストが合わずに畑に取り残されたりする「もったいない野菜」を新幹線で東京駅へ運び、販売する取り組みの一環として、20日から30日まで東京駅グランルーフなどで「採れたて野菜フェア」を開催すると発表した。

期間中はグランルーフ2階デッキで17時から21時まで、動輪の広場で11時から20時まで、それぞれ「グランルーフ、グランルーフフロント5周年特別価格」で、新幹線が運ぶ、産地直送のもったいない野菜や地産品を販売する。

また、これらの野菜を使ったメニューをグランルーフ、グランルーフフロントのレストラン18店舗で提供。グランルーフ2階デッキでは「秋の訪れを聴いて楽しむ鈴虫の音色プロジェクト」(17-21時)や「5周年記念『東京エキマチスポーツ』」(9月25日20-21時)、「5周年記念『東京エキマチライブ』」(9月26日18-21時)などのイベントを同時開催する。

利用列車は「なすの274号」で郡山を11時39分に発車し13時16分に東京駅へ到着する。もったいない野菜の生産地は福島県大玉村で、今回はねぎ、人参、ごぼう、春菊、ジャガイモ、玉ねぎ、ナスなどを販売・使用する。

農林水産省の統計によると、日本では年間500-800万トンの可食部分の廃棄があり、野菜に限らず食品ロスが社会的な問題となっている。

▲野菜の収穫から販売までの流れ(イメージ)