荷主住友林業は1日、中国における木材建材流通事業の販売体制強化・住宅事業の体制整備・管理統括機能の構築などを目的として、上海市に新会社「住友林業(上海)商貿有限公司」を設立した。7月から営業を開始する。
同社では木材建材の流通事業を大連商貿で行ってきたが「一拠点で広大な中国全土を網羅することは困難」として、上海に事業拠点を新設、長江デルタエリア(上海市、浙江省、江蘇省)の販売体制を強化することにしたもの。
また、中国で住宅事業の拡大に向け、体制整備や中国のグループ会社に対するコンサルティングサービスも手掛ける。