国際自動車シートメーカーのタチエスは、自動車内装品で世界首位の米ジョンソンコントロールズ・インクとの資本・業務提携を結び、同社の日本法人であるジョンソンコントロールズに対して第三者割当による自己株式処分を行うことを決めた。
これにより、「特定の日系自動車メーカー」に対し、グローバルビジネス分野で開発・営業窓口を一本化し、効率化を図る。
資本提携では、タチエスが保有する自己株式180万株(発行済株式総数のうち5.14%)をジョンソンコントロールズ・インクに譲渡し、引受先を同社の日本法人とする。
業務提携ではグローバルでのサプライチェーン活用によるコスト低減を狙うなど調達面での相互活用を進めるほか、生産設備などを有効活用して相互補完体制を確立する。