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関東で3社に行政処分、緊急宣言で処分少数に

行政・団体関東運輸局が25日に公表した貨物自動車運送事業者に対する行政処分状況によると、2月は3社が処分を受けた。このうち、神谷商運(東京都福生市)は名義貸しなどの違反で60日間の事業停止となった。車両停止以上の処分の概要は次の通り。

事業者所在地処分内容監査の端緒違反内容※違反点数
神谷商運(本社)東京都福生市事業停止(60日)+車両停止(180日車)法令違反の疑い12件(乗務時間、疾病のおそれある乗務、点呼、乗務記録事項、運行記録計による記録、運行指示書による支持、運転者指導監督、定期点検整備、整備管理者研修受講、名義貸し、事業計画変更認可、事業報告)78/78
東毛急送(本社)群馬県大泉町車両停止(30日車)法令違反の疑い5件(点呼、運転者指導監督、定期点検整備、事業計画変更認可、事業報告)3/3
※営業所違反点数/事業所違反点数

関東運輸局では、政府の緊急事態宣言を受けて接触機会をできる限り回避したことから、監査や監査後の弁明機会を行えず、例年よりも少ない処分件数となった。

過去3年で初めて「ゼロ」、関東運輸局の5月行政処分