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SGモータース、3輪EV専用の宅配ボディを開発

話題SGモータースは19日、光岡自動車とユアサM&Bが発表した新型3輪電気自動車「雷駆T3」(ライクT3)をベースとした、宅配便の集荷・配達に適した専用ボディを開発したと発表した。

17日には日本自動車会館(東京都港区)で雷駆T3の共同プレス発表会が開催され、SGモータース製ボディを搭載した佐川急便仕の車両を展示した。

雷駆T3は定員2人、最大100キロの積載が可能な3輪電気自動車で、宅配サービスなどの活用が想定されている。

グループの佐川急便は早くから天然ガス自動車の導入を積極的に進めているが、SGモータースはさらに環境配慮型車両の導入に向けた検討を進め、雷駆T3に当初から注目、開発段階から参画していたという。

積載量を考慮し軽量化を図るため、アルミ材を使用したコンパクトなボディ設計としたほか、雨天時の集配を考慮したオリジナルキャノピーを装備。車両、通行人の妨げにならない左サイドオープンの荷台、荷台開閉の負担軽減のためのドアダンパー、セキュリティ用のキー――などを備える。