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三菱倉庫、大阪・茨木に医薬品専用センター竣工

茨木3号配送センター

メディカル三菱倉庫の大阪・茨木営業所(大阪府茨木市藤の里)で建設していた「茨木3号配送センター」が23日、竣工した。災害対策、地球環境対策を強化した同社初の「災害に強いエコ倉庫」として建設した。

同社は「茨木に営業所を持つ医薬品専門の運送子会社・DPネットワークと協力し、医薬品保管・配送サービスを一層高度化していく」としている。

名神高速道路茨木インターチェンジに近く、西日本向け医薬品配送センターに適した立地で、2350kWの太陽光発電設備、高効率空調設備、全館LED照明を採用するなど、地球環境に配慮。

建築基準を上回る耐震構造の採用、非常用発電機の設置など、地震などの自然災害、不慮の災害や停電などに対して高い対応力を持つ「災害に強いエコ倉庫」とした。

同センターを中核とした事業計画は、15日付けで、物流総合効率化法の「総合効率化計画」認定を受けた。

■新施設の概要
名称:三菱倉庫茨木3号配送センター
所在地:大阪府茨木市藤の里二丁目1番7号
構造・規模柱:鉄骨鉄筋コンクリート造、梁:鉄骨造、4階建
延床面積:1万7700平方メートル
設備の特徴:太陽光発電(350kW)、全館LED照明、高効率空調機、非常用発電機、全館空調、全床防塵仕様
施工期間:着工2011年11月、竣工2012年10月
建設工事費:25億円
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