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サタケ、販売拡大へインドネシアに合弁会社設立

荷主穀物関連機械の製造を手掛けるサタケ(広島県東広島市)は8日、インドネシアでゴーベルグループとの合弁の現地法人を設立すると発表した。

同国での売上拡大を目的に、ゴーベル・グループ傘下のゴーベル・ルウィア・インベスタマ(ジャカルタ市)と合弁で、販売、アフターサービスを中心とする現地法人「サタケ・ゴーベル・インドネシア」を設立するもの。2014年1月から事業を開始する。

同国市場でサタケは、精米工場などのプラントを直接取引し、農家や小規模店向けの機械(単体機)の販売やアフターサービスについては、販売協力店を通して行っているが、市場規模の拡大が見込まれるとして、新会社を設立した。

サタケ・ゴーベル・インドネシアはスラバヤ市に拠点を置き、アフターサービスの充実や据付工事の品質向上に取り組むほか、マーケティング調査に基づく戦略の立案や大型プロジェクト受注体制の構築を図る。

また、グループ会社とも連携し、フィリピンやマレーシアなどの周辺諸国へも営業活動を行う。将来的には、インドネシア市場向けの新商品企画や製品の現地製造も視野に入れている。売上目標は年20億円。