ロジスティクス
荷動きは、平日稼働日が少なかったものの、一部顧客のモーダルシフトの進展により、月全体では前年を上回った。
コンテナ貨物は、紙・パルプが震災により被災した生産拠点の復旧などで増送となり、積合せ貨物は順調な発送レベルを維持した。食料工業品は輸送障害の影響を強く受け、前年を下回った。この結果、コンテナ貨物全体では1.2%増となった。
車扱貨物は、石油が上旬に価格の先高感を受けて出荷が旺盛となり、セメント・石灰石が顧客の生産体制変更に伴って増送となったものの、一部顧客で7月に発生した山口地区の豪雨により、山口線の一部区間が線路不通となっている影響で減送となった。これらの結果、車扱貨物全体では前年同月実績並みの0.1%増となった。