調査・データ
同社は準天頂衛星対応受信機に対応した試験用のアンドロイド端末用小型ナビゲーションと分析用ツールを開発し、時速40-50キロの制限速度でGPSと準天頂衛星による補完・補強のみで車線認識走行テストを実施したと報告。
この結果、高層建物のある市街地ではマルチパスの影響が大きく、車線認識の実現まで課題があるとしながらも、郊外では衛星配置が良好な環境下で車線認識走行に成功したと発表。明らかになった課題については「今後、マルチGNSS対応受信機、アンテナの改良などのテストを実施して解決していく」とした。
環境が良好であれば車線認識が可能という成果が確認された一方で、十分な衛星測位環境が得られない状況で課題が明らかになった。