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中部の運輸動向、国際航空貨物が7か月ぶりに増加

調査・データ中部運輸局は2月29日、中部地方の運輸動向をまとめた。物流分野は、特別積み合わせ、車扱、国内航空貨物が減少、宅配便、普通・冷蔵倉庫は増加した。

2015年12月のJR貨物東海支社発の貨物量は43万2100トンで前年同期に比べて10.1%減。このうちコンテナ貨物が22万1100トンで4.5%増、車扱貨物が21万1000トンで21.5%減となった。

トラック(16年1月実績)は管内の特別積み合わせ8社による輸送トン数が61万3000トンで3.5%の減少。宅配便(15年12月分、管内7社)は3620万4000個で2%増加した。フェリーによるトラック航送台数(16年1月)は7416台で0.7%減少。

普通倉庫(15年12月)は入庫高29万5000トン(4.7%増)、月末保管残高53万7000トン(6.6%増)で回転率は55.7回(1.6回増)となった。 冷蔵倉庫は入庫トン数6万2000トン(16.3%増)、月末保管残高7万8000トン(1.4%増)で回転率は80.4回(10.1回増)だった。

港湾運送(12月)は輸入トン数394万3000トン(4.6%増)、輸出トン数589万8000トン(2.9%増)、移入トン数53万3000トン(4.3%増)、移出トン数52万1000トン(10.8%減)となった。

中部空港の航空貨物(12月)は国際取扱トン数が1万3111トン(5.1%増)となり7か月ぶりに増加した。国内取扱トン数は2552トンで13.7%減少した。