LOGISTICS TODAY|国内最大の物流ニュースサイト

オリックス不動産、三井物産リアルティと物流施設特化ファンド

話題オリックス不動産は22日、オリックス不動産投資顧問(ORIA)と三井物産リアルティ・マネジメント(MBRM)が共同で、物流施設を対象とした不動産ファンドを組成し、運用を開始すると発表した。オリックスグループとして、三井物産グループと共同で物流施設特化型不動産ファンドの運用を行うのは初めて。

 

ファンドは、ORIAとMBRMが共同で投資運用を担い、オリックス不動産、三井物産、複数の国内大手機関投資家が出資する物流施設特化型のプライベートファンドとして運営。オリックス不動産が開発した「川越第二産業団地ロジスティクスセンター」を運用対象とする。

 

川越第二産業団地ロジスティクスセンターは、1月31日に竣工した敷地面積3万4768.45平方メートル、地上4階建て(倉庫部分3階)、延床面積5万8982.31平方メートルの大型物流施設で、全区画をテナントに賃貸している。

 

オリックス不動産は、これまでに首都圏などの大消費地への配送拠点として利便性の高い内陸型物流施設を中心に、33物件の投資・開発実績を持つ。同社では「今後も、物流施設投資事業で、開発力・リーシング力を生かし、投資家のリレーション拡大、物流施設に特化したプライベートファンドの展開を進めていく」としている。

 

■川越第二産業団地ロジスティクスセンターの概要
所在地:川越市芳野台三丁目5-1
敷地面積:3万4768.45平方メートル(1万517.45坪)
延床面積:5万8982.31平方メートル(1万7842.14坪)
規模・構造:鉄骨造倉庫部分3階建て(建築基準法上4階建て/中2階に事務所部分有り)、耐火構造
その他:1階両面バース床加重1.5t/平方メートル梁下有効高5.5m(3F部分7m)
設計:浅井謙建築研究所
施工:前田建設工業