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大王海運、関西・東北間の樹脂輸送モーダルシフト

環境・CSR大王海運は26日、関西・東北間の樹脂輸送をトラックからトレーラーへ大型化して運行回数を減らし、泉大津港・千葉港間をRORO船による海上輸送へ転換した取り組みで、国土交通省と経済産業省から改正物流総合効率化法(改正物効法)による総合効率化計画として、荷主の製造会社とともに認定を受けた。

従来は関西から東北までの800キロをトラックで輸送していたが、泉大津港・千葉港間の680キロをRORO船による海上輸送へ、両端の計300キロをトラック輸送する方式へ転換。

トラックからトレーラーへ車両が大型化したことで運行回数を減らし、ドライバーの運転時間は年間60.3%(8586時間)省力化できた。また、CO2排出量も16.7%(160.1トン)削減した。