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宅配貨物が前年同月比10.7%増加、9月の輸送実績

ロジスティクス国土交通省がまとめた「トラック輸送情報」(9月分)によると、特別積合せ貨物の調査対象24社の輸送量は545万5939トンで、前月を17万6000トン上回った。前月比3.3%増、季節調整済みでは0.5%減。前年同月比では、8万5000トン増(1.6%増)となった。

平均稼働日数は23.3日(前月比0.6日増、前年同月比0.1日減)、稼動1日当たりの輸送量は23万4160トンで前月比0.7%増、前年同月比5000トン増。

宅配便貨物(14社)の取扱個数は3億3276万2000個で、前月比826万8000個増えた。前月比2.5%増、季節調整済み1.6%増、前年同月比では10.7%増となった。

品目別では、輸送量が増加したと回答する事業者が多かった。工場・生産地からの貨物増が「金属製品」「機械」「繊維工業品」「日用品」で、倉庫から出る貨物増が「機械」で、季節的需要増が「日用品」でみられた一方、「農水産品」は工場・生産地からの貨物が減少。地域別では関東、北陸信越、中部、大阪、中国で増えた。

一般貨物は質問した1004社のうち787社が回答し、輸送量が前月比5.6%増、前年同月比2.7%増となった。