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IHI、タイ向け洋上原油貯蔵積出設備を引渡し

タイ湾に据え付けられる洋上原油貯蔵積出設備

ロジスティクスIHIは25日、愛知工場でバハマの「Erawan2 FS Bahamas Ltd.社」から受注した洋上原油貯蔵積出設備(FSO)を完成し、同日引き渡したと発表した。

 

今回引き渡した洋上原油貯蔵積出設備は、既存設備の代替として計画されたもので、コンデンセートと呼ばれる原油の一種を洋上で貯蔵し、運搬用のタンカーに積み出すための施設。全長262.2メートル、幅46メートル、深さ23.9メートルで、100万バレルの貯蔵能力を持つ。今後、タイ湾に曳航されて据え付け後、コンデンセートの商業生産に従事する。