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フェデックス、広州と米メンフィス結ぶ新路線開通

拠点・施設フェデックスエクスプレスは、中国・広州白雲国際空港にある同社アジア太平洋地域ハブと米国・テネシー州メンフィスの「フェデックスワールド・ハブ」をつなぐ新路線を開通した。

今後は配送需要の増加に合わせる形で、新路線へ就航している同社のMD-11型フレイターを5月にボーイング777型フレイターに置き換え、火曜日から土曜日の間に週5便を運航する。

広州出発のフライトは、4月中は大阪と米国・アラスカ州アンカレッジを経由し、5月からは大阪を経由してメンフィスへ向かう。メンフィス出発のフライトは火曜日から金曜日まで米国・インディアナ州インディアナポリスとアンカレッジを経由し、土曜日には米国・ハワイ州ホノルルとアンカレッジを経由している。

ボーイングの予測によると、アジアから北米へ流通する航空貨物は向こう20年間に年4.7%増加するとみられている。特にフェデックスのハブ拠点がある広東省では、2017年に物品輸出入総額が8%増えたが、相手国を米国に限定すると10.4%増加した。