ロジスティクスGLプロパティーズ(東京都港区)は11日、両備ホールディングスが企画開発している岡山総社IC流通センター内で新たな大型マルチテナント型物流施設「GLP総社」の起工式を行った。
GLP総社はGLプロパティーズ発足後、西日本初の開発物件で、岡山県では3棟目の運営物件となる。計画延床面積は7万9023平方メートルで、災害時にテナント企業の事業継続性を確保できるよう免震構造の採用やバックアップ電源を導入する。
GLプロパティーズが昨年9月1日に発表したカナダの公的年金運用機関「カナディアン・ペンションプランインベストメントボード」(CPPIB)と合弁で設立したジャパン・ディベロップメント・ファンドの第二号案件として開発する。
2月に開発計画を発表して以降、既に39%の賃貸面積が決まっており、6月に着工、2013年2月に竣工する。