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日通、EC海外進出物流支援サービスに専用保険

サービス・商品日本通運は25日、日本産品などの商品を容易に米国市場で販売できる「海外展開ハイウェイ」のサービスに、損害保険ジャパン日本興亜と共同で開発した専用の海外PL(生産物賠償責任)保険を7月から追加したと発表した。

昨年10月から運用を開始した海外展開ハイウェイは、輸出入法令の確認、貿易事務代行、国際輸送、米ECサイトへの英語での商品登録代行と1年間の販売、現地での英語によるカスタマーサービス、国際決済、商品のプロモーションといった米国での販売に関する一連の業務を一括して受託している。

一方で、海外で自社製品を販売する際の訴訟リスクへの備えの必要性は感じているものの高額な海外PL保険の加入がネックとなり、海外展開ハイウェイの利用を控えるケースがあった。そこで、損保ジャパンと共同開発し、課題となっていた海外PL保険もパッケージに加えることとした。

具体的には、海外展開ハイウェイにより販売される製品に対して、海外PL保険が自動的に付帯され、海外で販売した製品に起因して海外で発生した他人の身体障害または物的損害については、法律上の賠償責任を負担することによって被る損害に対して保険金を支払う。

■海外展開ハイウェイ公式ホームページ
http://www.nittsu.co.jp/highway/