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8月の特積み貨物輸送量、前年比1.2%減少

調査・データ国土交通省がこのほど発表したトラック輸送情報によると、8月の輸送量は特別積み合わせ貨物(調査対象24社)の輸送量は521万5129トンで、前月比1.5%減(季節調整後)、前年同月比では1.2%減となった。

平均稼働日数は22.5日で、前月比1.6日減、前年同月比では0.2日減。稼動1日当たりの輸送量は23万1784トンで、前月比4.5%減、 前年同月比0.4%減少した。

宅配便(14社)の取扱個数は3億3351万1000個で、前月比1.7%増(季節調整後)となり、前年同月比では2.8%増加した。全国の一般貨物トラック事業者(回答800社、調査対象1012社)の輸送量は、前月比3.7%減、前年同月比1.2%増加だった。

調査対象25社(24社と品目別・地域別輸送状況回答1社)は、品目別トータルで輸送量が減少したと回答する事業者が多かった。品目ごとでは、工場・生産地からの貨物減が全ての品目で見られ、商社・問屋からの貨物減、倉庫から出る貨物減が日用品、季節的需要減が金属製品、機械、化学工業品、繊維工業品、食料工業品、日用品」で見られた。
地域別では、東北、関東地方、北陸信越、中部地方、近畿地方、中国で貨物減となっている。

前年同月との比較でみると、品目ごとでは工場・生産地からの貨物増が機械、化学工業品、食料工業品、倉庫から出る貨物増が金属製品で見られた。一方、工場・生産地からの貨物減・倉庫から出る貨物減が日用品で見られた。