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ヤマト運輸、沖縄でパーツセンターの運用開始

拠点・施設ヤマト運輸と沖縄ヤマト運輸(沖縄県糸満市)は26日、那覇空港に隣接する国際物流拠点産業集積地域(旧FTZ)の国際ロジスティクスセンター内で、8月3日から「パーツセンター」の運用を開始すると発表した。

このパーツセンターと、24時間365日の通関・深夜貨物便ネットワークを持つ「沖縄国際物流ハブ」を活用し、海外で事業を展開する企業のパーツ供給、調達を支援する。

ファーストユーザーとして東芝自動機器システムサービス(川崎市)が、保守パーツの保管と海外へのスピード輸送をテスト利用する。

パーツセンターはアジア航空輸送ネットワークに直結した在庫拠点として、受注締め切り時間を深夜に設定することができるため、アジアへの緊急輸送に対応する。さらに、保税状態での在庫が可能。各国に在庫を置く場合と遜色のないスピード納品を提供する。

今後は試行結果を検証し、取り扱いの拡大を検討する。