拠点・施設
鳥栖エリアは高速道路・幹線道路などの道路網が発達し、九州全域をカバーする重要な配送拠点に位置付けられているが、同投資法人は「立地条件の良い物流施設の供給が限られている」として、高い競争力と希少性に着目。
また、隣接する住宅などがなく24時間の操業が可能で、3面にドックシェルター式バースを27か所備え、築浅の配送センターとして「物流企業のニーズを十分に満たす水準にある」とみて、将来的に安定したキャッシュフローを見込める物件だと判断した。
施設は、貸床面積が1300坪、2階建ての物流施設で、倉庫部分は平屋建てに一部中間階を設置。3温度帯（冷凍、冷蔵、常温）に対応しており、現在は紀文の物流子会社「紀文フレッシュシステム」が利用している。
1平方メートル当たりの床荷重は1.5トンで、天井高はチルド庫が6メートル、フローズン庫4.5メートル、ドライ庫7.5メートル、柱芯間隔は標準で11メートルと汎用性に優れる。庫内運搬は、垂直搬送機2基、3面にドックシェルター式バースを27か所備えている。
■鳥栖ロジスティクスセンターの概要
所在地：佐賀県鳥栖市姫方町字百々田1607番
土地面積：1万263平方メートル
用途地域：準工業地域
容積率：200％
建ぺい率：60％
所有形態：所有権
構造：鉄骨造亜鉛メッキ鋼板ぶき2階建
建築時期：2008年5月22日
延床面積：4169.4平方メートル
用途：倉庫
鑑定評価額：12億5000万円
鑑定評価機関：日本不動産研究所
PM会社：未定
地震PML：8.9％
総賃料収入（年間）：8400万円
敷金・保証金：2100万円
賃貸可能面積：4173.29平方メートル
総賃貸面積：4173.29平方メートル
稼働率：100％
媒介者：福岡地所
手数料：3750万円（税別）